エッチなヒロシはこっそりアソコで。 〜部室編〜 「部室でシたら、最高に興奮すると思わん?」 この一言が、全ての始まりだった。 「あの…、仁王君。本当にするのですか?」 「ア?何のために今こうやってミーティング抜け出してきとると思うんじゃ」 「でも、もしもですよ。人が来たりして、見つかったら…」 「ンなもん見せつけたらよかね」 「…!そんなのは嫌です!恥ずかしいではありませんかっ」 「アー、はいはい。もうわかったけェ、はよ脱げって」 いくら嫌がってみても、仁王はちっとも相手にしてくれない。 しょうがないので柳生はしぶしぶ制服を脱ぎ始めた。 (もし、本当に人が来て見られでもしたら…) 嫌な想像ばかりが浮かぶので、柳生は考えを振り払おうと頭をぶんぶん振った。 シャツの釦を外したところで、仁王に抱きしめられる。 「仁王君?」 「全部抜かんでもエエよ。四つんばいになってケツを出してみ」 「はい」 大人しく下半身の衣服だけ脱ぎ、犬の体勢でお尻を仁王に突き出した。 声が漏れないようにとシャツをパフっと咥え、 (これで大丈夫です) と、視線で合図を送った。 仁王はそれを確認すると挿入を開始する。 最初だけは物凄く痛い。 痛くて痛くてついポロポロと涙が零れた。 柳生がどんなに泣いても。仁王はお構いなしに挿入を続けるので辛かった。 でも痛いのは最初だけ。 痛みがなくなると、とんでもない快感が待ち受けていた。 仁王の屹立した性器に中をヌプヌプかき回してもらうと、甘くて蕩けそうなほど気持ちヨかった。 あまりにもヨすぎて、柳生は気を抜くと叫んでしまいそうで。 (そんなことは絶対にダメっ) 何とか理性を保とうと必死で我慢する。 もしココで叫んでしまったりしたら、誰かに見つかってしまう。 「ンっ、うぐっ」 柳生の心配をよそに、突き上げは更に激しくなった。 ヌチュ、ヌチュ、と濡れた音がいやらしく部室内に響く。 そのたびに性器の切っ先が中のイイところにあたって、今にもイキそうだった。 柳生の肉襞は無意識に仁王の怒張をキュウキュウに締め付け、離すまいと絡み付く。 性器で粘膜を擦りあげられると、勃起していた柳生の小さな可愛らしい性器は たらたらと悦びの雫を垂れ流した。 あまりの快感に限界を向えて(イクぅッ)と思った瞬間、 「あれ、開かない。変だな」 と誰かが扉を開けようとしていた。 「!!」 心配が現実となって、柳生は青ざめる。 (どうしよう…) でも仁王はやめてくれなかった。 そればかりか 「今、よがり声でも出したら確実にバレるのう」 と楽しそうに笑っていた。 (なんて酷い人!) 腹が立って睨みつけると 「何じゃ、その目ェは」 と、激しく奥を抉られた。 「ぐふぅっ」 思わぬ突き上げに苦しげに喘いだ。 扉の向こう側には確かに人がいるというのに、仁王はやめるどころかもっと激しく動き始めた。 (ダメッ、人が居るのに!) と思ったのも一瞬で、切っ先がイイところをピンポイントで狙い撃ちされるとビクぅッと震えた。 ダメなのに、ああ、どうしようもないくらい気持ちイイ! 「ンンっ――!!」 熱くて太い肉棒での手ひどい抽挿。 下肢からはとめどなく愉悦が溢れ、見も心も感じて悶え腰を振りたくった。 (イイ、イイ、イイッ…) 奥に灯った火が甘い痺れとなって、下肢からブワッと全身へと広がった。 (もうダメ、、出ちゃうう…!) 「ンンぅぅぅぅぅぅ―――――……っっ!!」 柳生はビクッビクッと痙攣して、そしてイった。 絶頂の瞬間の収縮がぎゅううう、と仁王の怒張を襲う。 仁王もそれを存分に味わって柳生の中へと精液を飛ばした。 奥でそれを受け止めながら、断続的に起こる痙攣に柳生は放心した。 汗と土の匂いのする床の、自分が撒き散らした精液の上に倒れこんだ。 「人がいらっしゃったのに、酷いです…」 泣きながら訴えると、仁王は「ケッ」と唾を吐き捨ていた。そして 「いつもより善がりまくっとったんはダレじゃ。淫乱がァッ!」 と、言われた。図星で言いかえすことができなかった。 悔しかったけど、仁王は特に気にしていないのかご機嫌に笑って 「……ま、意外にヨかったし、次はまた別のとこでヤろうな」 と言うので、柳生もつられて 「はい…」 と頷いたのだった。 end. |
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